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デジタル印刷機の解像度とは
デジタル印刷機の解像度は、「読み取り解像度」と「書き込み解像度」の2つで表します。
「読み取り解像度」とはイメージセンサにて画像を読み込む時の細かさを「主走査」方向と「副走査」方向に各々分けて表示します。
「書き込み解像度」とはサーマルヘッドでマスター(版)に穴(微細孔)をあける時の細かさを「主走査」方向と「副走査」方向に分けて表します。
マスター(版)のフィルム面に原稿どおりの穴をあける製版作業において、この穴(微細孔)を形成する単位あたりのドット数を表しています。
解像度を表す数は、「ドット数/25.4㎜」又は「dpi(ドット/インチの略)」で表します。
印刷画像はこのマスター(版)にあけられた穴(微細孔)よりインクを出して、紙に画像転写することで形成されます。
又、製版作業に用いるデバイス(サーマルヘッド)は、1つの画素データを1つの孔で開ける制御方式と複数の孔で開ける制御方式とがあり、解像度の数値の大きさだけでは印刷画像の優劣は比較できない場合があります。
解像度と画像イメージにつきまして
解像度の数値は大きいほどより細かく画像を形成することが可能となります。
但し、印刷イメージは、解像度が影響する「読み取り工程」や「製版工程」の他に、「画像処理工程」やマスター、インク、印刷用紙の特性によっても変わります。
解像度についての確認事項
一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会 デジタル印刷機部会は、解像度として以下の(ア)(イ)は印刷品質、仕様数値は同等と解釈致します。
(ア) 主走査方向300dpi×副走査方向600dpi (マスター穿孔密度は主走査方向600dpi×副走査方向600dpi)
(イ) 主走査方向400dpi×副走査方向400dpi
解像度の種類
メーカーや製品により、下記の様な種類があります。
製品に関しては、各社のHPをご覧下さい。 会員一覧
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